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相続・贈与相談センターマガジン 「トラブルになりやすい『代襲相続』とは?」

2016.07.08 | お知らせ

みなさんこんにちは、相続贈与相談センター福山支部のおおたちです。

「代襲相続(だいしゅうそうぞく)」という言葉をご存じですか? 被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡したこと等により、その相続人の子どもや孫が、代わって相続することを指します。実はこの代襲相続は、トラブルに発展しやすいのです。

 

ひとくちに「代襲相続」といっても、いくつかのパターンがあります。

Aさんが被相続人で、親族に財産を相続する場合を考えてみましょう。

2人の息子(Cさん、Dさん)のうち、Cさんがすでに亡くなっていると、Cさんの子供でAさんの孫が代襲相続することになります。法定相続分は次のようになります。

・Aさんの妻・・・1/2

・息子Dさん・・・1/4

・息子Cさんの子ども(Aさんの孫)・・・1/8

Aさんの財産を相続する息子Dさんの立場からすると、気持ちは複雑です。息子Dさんは自分の甥、或いは姪に一緒に財産を分割することになります。もし、関係が良くなかったり、疎遠だったりすると、トラブルが起きる可能性があります。

 

疎遠な関係がトラブルを生む

代襲相続がトラブルになりやすい理由は、「疎遠な関係」に尽きます。関係が遠く、これまでのコミュニケーションの数が少ないほど、トラブルに発展する可能性が大きくなる傾向にあるのです。

たとえば、被相続人Iさんの場合、親の財産は配偶者と兄弟姉妹が相続することになります。Iさんの弟Kさんが亡くなっていると、弟Kさんの子どもにも相続権があり、財産が渡ってしまうのです。

もし、被相続人Iさんの妻と弟Kさんの子どもの関係が薄く、ほとんど会ったことがなかったり、或いは弟Kさんの子どもが問題の多い人物だったら、大なり小なり「争族」へと発展する可能性が高まるでしょう。

 

また、このような例もあります。父親である被相続人Oさんの息子Qさんの立場で父親の相続を考えてみましょう。父Oさんには離婚歴があり、前妻Rさんとの間に息子Sさんがいました。しかし、息子Sさんは死亡。父Oさんの相続が始まってから、前妻Rさんが息子Sさんの子どもを連れてきて「孫(息子Sさんの子ども)にも財産を分けてほしい」と主張してきました。この場合、息子Sさんの子どもに代襲相続権があり、財産を分割しなければなりません。

息子QさんにとってSさんの子どもは関係が疎遠という以前に、まったく面識がありません。通常なら円満な相続は望めないでしょう。

このように、代襲相続の根底にはトラブルに発展しそうな疎遠な人間関係が横たわっています。何らかの対策が必要となるでしょう。

相続・贈与について気になること があれば、お気軽にご相談ください。

相続贈与相談センター福山支部(おおたち会計)

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