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相続・贈与相談センターマガジン「相続Q&A 仲が悪い兄や面識がない甥、姪に相続させないためにはどうすればいい?」

2017.05.19 | お知らせ

みなさんこんにちは、相続・贈与相談センター福山支部のおおたちです。

 

【Q】私は独身で子どももいません。両親はすでに亡くなっており、親族として兄がいます。しかし、兄とは子どものころから仲が悪く、今では絶縁状態です。また、5年前に亡くなった弟には息子と娘(私にとっては甥と姪)がいますが、面識がありません。彼らには相続させたくないのですが、可能でしょうか?

【A】兄弟姉妹には遺留分がないので、遺言書を記すことで、財産が渡らなくなります。

配偶者、子供、両親がいない人が亡くなると、財産は兄弟姉妹が相続します。そのうちすでに亡くなっている兄弟姉妹がいる場合、その子に代襲相続権があります。

この場合、法定相続人は兄と甥、姪になり、兄が1/2、甥と姪が1/4ずつ相続することになります。たとえ兄弟間の仲が悪くても、面識がない甥、姪であっても、何のアクションを取らないでいると、彼らに財産が渡ってしまいます。

どうしても兄や甥、姪に財産を相続させたくないのなら、必ず遺言書を作成しましょう。親しい特定の人や団体に「全財産を相続させる」と記しておくのです。

通常の相続の場合、どんなに遺言で特定の相続人に遺産を集中させる旨を記しても、配偶者や子供、父母等に関しては、遺言書の内容に関係なく、一定の範囲内で最低限の相続分を保証しています。これを「遺留分」といます。遺留分を侵害された相続人は、「遺留分減殺請求権」といって、遺留分に相当する財産を請求できる権利があるのです。

しかし、兄妹姉妹に関しては遺留分がという権利がそのものが発生しません。したがって、遺言書をきちんと記すだけで、兄や甥、姪が財産を相続することがなくなります。

なお、遺言書は公正証書遺言で作成しましょう。形式的な不備がなく、相続手続きがスムーズにいき、財産に対する思いも十分に伝えらえます。

相続・贈与について気になる事があれば、お気軽にご相談ください。

 

相続贈与相談センター福山支部(おおたち会計)

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